田渕竜也

「どんな音楽が好き?」の傾向と対策

謎の心理戦「どんな音楽が好き?」

「っで、君はどんな音楽が好きなの?」ほぼ初対面の奴らが集まったときに出てくるよくあるこの会話。しかしこの会話で失敗したことある人は結構いるのではないだろうか?大体、気を使った言い方をすれば「どんな音楽って言われてもいろいろ聞きますよ…」。まぁ、こんなところだろう。しかしこんなことを言うと大体、「いろいろって何だよ」ってなって、パリピ連中には隠キャ扱いの刻印をされる。まぁ、それでもいいんだけど。こちとらそういう奴らにカーストトップに中指立てて生きてんだよファッキュー。だけど本当はなんていえばいいのだろうか?模範解答はあるのだろうか?まるでハンターハンターのハンター試験のような問いである。

「本当はジェント、V系、ブラックメタルなんかが好きなんだけど」こんなことを言ってしまったらもはや非核3原則があるこの日本国に核ミサイルを持ち込む様なもの。こんなこと言ってしまえば、もはや悪の枢軸状態である。まさにEvil Epire!いや、それでも構わないんだけどね。そんな国連こちらから脱退してくれるわ。しかし例えば大学生活を『ハチミツとクローバー』みたいな『のだめカンタービレ』みたいな『オレンジデイズ』みたいな学生生活を送りたい奴らにとってはそんなこと死活問題だ。そこでおせっかいな話かもしれないが、今回は好きな音楽の模範解答を考えてみたい。

質問者と回答者の関係性

まず、好きな音楽を語ってとやかく言われる筋合いなんてない。第一、個人の話なんだから例えば「「ボカロ」、「特撮ソング」が好き」、「Slayer、Cannibal Corpse」とか言って音楽好き、パリピにマウント取られる筋合いなんて一切ない。大体、ロッキングオンとか読んでる自称・音楽通は大したことはない気にするな。パリピはなんてただのEDMの低音で脳みそが揺れてバカになったやつらだ気にするな。そんな音楽のことなんてそれぞれ楽しめばいいっていう話である。

しかしこの手の質問の何が難しいかって言うと質問者と回答者の音楽知識がどこまであるかが重要な問題なんだよね。お互いの距離感。例えば質問者には音楽知識が多くて、回答者の音楽知識が浅くて「アニソン」とか「ボカロ」とかのキーワードが出てくると結局、知識ある側は肩を透かしてマウントを取ってしまう訳で、逆に回答者の知識が深すぎると今度は逆に、回答者がマウントポジションに回ってしまうわけで、質問者は相手のことを理解できずに相槌だけ打って会話は終わってしまう。やっぱり難しいですよね。こういう会話って。「安牌な回答ってなんだったんだろう?」この後、一人で自問自答しながらその回答を反省するはめになってしまう。そんで結局、「なんでも聞きますよ」って回答者は言う。この回答は回答者にとっては一番マウントを取られにくいと思う回答をする。じゃあこの場合ってどういえば模範解答だったのか?ここは一つ対策を考えてみよう。

好きなものの罠

ついつい自分の好きなものを押し付けたくなることってありますよね?例えばJudas Priest。確かにメタル界隈では「メタルゴッド」と呼ばれ、崇められている。しかし「ゴッド」の名が出るのはメタル界隈のみの話で一般的にはボンテージファンションのハイトーンボイスで色物として見られ、「ダサい」と言われてしまう。結局何が言いたいかというと自分の狭い世界のみで音楽の話をするのは墓穴を掘ることになる。

しかも好きなものを語るとどうしてもマニアックになりがちだ。B’zを例に出して言えばギター松本がかつて「うるさくてごめんねBand」というバンドのギターをやっていただの、TMnetworkのギターは松本さんとかどうでもいいうんちくを垂れ流すことになる。こうなると話が長くなるのでマニアックに行くの危険なのである。なのでくれぐれも自分が好きな音楽が好きというのはリスクが高いことを知っておこう。

Fuck you!音楽通

音楽通ぶる、音楽通ぶってる奴は危険である。何しろタワーレコードのキャッチコピーよろしく「No Music No Life」。こんなこと言ってる奴に限ってあんまり音楽を詳しくない。よくて邦楽インディーズロックのみ強い。そんでメジャーどこのバンドを無駄に批判する。そんな傾向にあるからだ。

音楽が好きなのはいいことだ。むしろ素晴らしい。しかし「好き」ということを声高らかに公言することはいろんなしがらみが出てくる。だって音楽が好きって言っても演歌なんか聞かないでしょ?アフリカの民族音楽なんて聞かないでしょ?ホーミーなんて聞かないでしょ?どんな音楽か分からないでしょ?つまりどんだけ『ロッキングオン』とか読んでも「音楽」が好きっていうのはあまりにも範囲が広すぎる。そんでそこに「No Music,No Life」とかいっても話が面倒くさくなるだけなのである。

結局、テーマってなんだっけ?

なんだか自称・音楽通対策みたいな感じになってきたけど、実際、「っで、君はどんな音楽が好きなの?」っていう質問で面倒くさいのは自称・音楽通だ。やつらはいつでもどこでもマウントを取ることを伺っている。じゃあ、何が模範回答なのか?とりあえず「たまとか聞くよ」ぐらいがちょうどいいと思うよ。もしくはいっその事なんでも聞いてみる。ダブステップ、トラップ、トランス、ハウス、デスコア、ジェント、プログレetc…。でも「何から聞いたら…」っていうそこのあなた!てんぷらの アングラトピックというコーナーをご存知で?かっこいいバンドとか紹介しているので見てやってください。

まぁ、さっきのは蛇足として、自称・音楽通じゃない人には「Babymetalとか聞くよ」ぐらいがちょうどいいと思うよ。まぁ大衆なんだからとりあえずCDTVとかでTOP10に入るような音楽を言っていればいいよ。とりあえず大学生活とかを充実した生活がしたければ「3代目」、「One ok」とか言っていればいいよ。結局、ミーハーが一番。

それではまた。

この記事をシェアする