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第1回コトダマン初心者講座『コトダマンってどんなゲーム?』

文:なかむら ひろし

 皆さんは『共闘ことばRPGコトダマン』をご存知でしょうか?セガゲームスさんより配信されているアプリゲームで先日1周年を迎えました。『進撃の巨人』や『エヴァンゲリオン』といった有名作品とコラボもしていて、最近コラボをきっかけに始められた新規ユーザーの方が増えてきた印象です。私も昨年行われた『新日本プロレス』コラボから始めましたが今でも結構やり込んでいます。

 というわけで、『コトダマン』の面白さを伝えるべく、初心者講座を何回かに分けてやっていこうと思います。初回は一体どんなゲームなのかという紹介をしておきます。

 ざっくり言うと、「ことばを使ったパズルゲーム」に「トレーディングカードゲームのようなデッキビルディング要素」が加わったようなゲームです。『もじぴったん』と『パズドラ』を足して2で割ったような感じですかね。手持ちと盤面にある文字を使ってことばを作り、敵を攻撃して倒していくというシンプルな作りです。

 実際のゲーム画面を出しながら、ゲームの流れをもう少し詳しく説明していきます。

 

 まず、挑戦するクエストを選択します。難しいものから簡単なものまで、クエストの数も豊富です。現在『転生したらスライムだった件』という作品とコラボ中ということで、『ベニマル』と闘ってみることにしましょう。

 

 次に手持ちのキャラクターの中から12体を選択して、デッキを構築していきます。各キャラクターには使用することができる文字が振り分けられていて、同じ文字でもキャラクター毎に「HP」「ATK」「特性」など能力値が異なります。
 キャラクターはクエストをクリアしたり、ガチャを回すことで増えていきます。ガチャと聞くと「なんだ課金ゲーかよ」と拒絶反応が出てしまう方も少なくないと思いますが、課金しなくてもコンスタントにプレイしていると、結構な数のガチャを回すためのアイテムが無料で手に入るので、気長にプレイできる方なら問題ないと思います。

 デッキが完成したら、いよいよクエストスタートです。

 

 12体のうち4体が手札として配られます。真ん中の空いたマスに文字を入れて、ことばを作っていきます。キャラクターを1体配置するとすぐに1体補充されます。4体のキャラクターを配置し、真ん中の盤面が埋まると、このターンの処理が始まります。

 クエストによって、プレイヤーがことばを作ることを妨害してくるギミックが用意されていることもあります。ベニマルの場合は文字が変化する『チェンジマス』を使ってきます。

 

 非常に厄介ですが、各ギミックに対応した特性を持ったキャラクターを使用することで、対処することも可能です。例えば、『チェンジガード』を持ったキャラクターは『チェンジマス』に配置しても文字が変化しません。

 

 各キャラクターの文字を使って、ことばを作ると敵キャラクターに攻撃することができます。2文字で「攻撃」、3文字以上で「わざ」、各キャラクター毎の条件を満たすと「すごわざ」を発動することができます。「わざ」「すごわざ」の効果もキャラクター毎に異なり、攻撃だけでなく、回復や攻撃力、防御力を上げる補助的な役割のキャラクターもいます。
 また、作ったことばの数(コンボ数)に応じて与えるダメージに倍率がかかり、多くのことばを作ることで与えるダメージが増加します。

 プレイヤー側の処理が終わると、敵キャラクターがプレイヤーを攻撃してきます。これで1ターン終了です。新たな盤面が出てきて、また手持ちの文字を配置して、ことばを作っていきます。

 

 プレイヤーのHPがなくなる前に敵キャラクターのHPをなくせば、クエストクリアです。

 

 経験値やアイテムなどをクリア報酬として受け取ることができます。また、新しくことばを解放すると、ガチャを引くためのアイテムも貰えます。

 なんとなくどんなゲームかお分かりいただけましたでしょうか?結構面白いゲームなので、興味を持った方は是非ダウンロードして、実際にプレイしてみてください。
 次回はこのゲームの肝であるデッキ構築に関して書いていきたいと思います。シンプルですが、結構奥が深いですよ。

なかむら ひろしのTwitter

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