第8回コトダマン初心者講座『回復は効率的に!』
コトダマンの正攻法は「高い火力で短期決戦に持ち込む」ことです。長期化すると敵から受ける攻撃が増え、攻撃の手数を減らしてでも回復しなければならなくなり、さらなる長期化を招きます。これは単純に時間がかかるというデメリットだけでなく、盤面に合った文字が引けない、所謂『ドロー事故』が起こる可能性も高まります。
しかし、上級以上のクエストになってくると、敵のHPが高くなり、攻撃も激しくなってきます。火力だけで押すのにも限界がきます。そこで回復キャラクターが必要になってくるわけです。ただ、本来なら攻撃に回したいところを回復に割くわけですから、効率良く回復したいですよね。
そこで、今回は回復キャラクターの基礎知識として、知っておいて欲しいポイントなどを紹介していきます。
1.回復量はキャラクターのATK値に依存
コトダマンでは、回復キャラクターのATK値が高いほど回復量が増えます。これには『リーダーとくせい』も反映されます。コトダマンにおける『ATK値』は正に攻防一体なのです。
効率良く回復するための事前準備として、一見すると不要に思える回復キャラクターの『ATK値』を上げておく必要があります。レベルMAXは当たり前、『超化』もMAXまでしてしまいましょう。特に降臨キャラクターは伸び代が大きいので、見違える回復量になります。
ただ、『コエダマ』は貴重なので、回復キャラクターに限らず、頻繁に使う高性能キャラクター以外は必要に応じて超化していくという感じでオッケーです。
2.福の数に応じて回復量が増加するキャラクター
回復キャラクターの中には「福の数に応じて回復量が増加」するキャラクターも存在します。その代表が中級降臨クエストに常駐している回復キャラクターたちです。手持ちが揃っていないうちは重宝すると思います。文字も使いやすいので、大変かもしれませんが、できるだけ周回して福MAXにしておきましょう。
特に水属性の『イヤシミズ』は「文字」と「ギミック耐性」の噛み合わせが超優秀なので、是非頑張って福MAXにしましょう。初期からいるキャラクターですが、今でも頻繁に使っています。
3.『わざ』と『すごわざ』で回復量に違いがないかチェック
『わざ』と『すごわざ』で回復量が変わるキャラクターに関しては、出来るだけ『すごわざ』を発動させるようにしましょう。状況によっては、やむを得ないこともありますが、回復量が2倍や3倍も変わってくることもあるので、効率的に回復するにはとても重要です。
ただ、『すごわざ』を発動させても、付加効果が発生するだけで、回復量自体は『わざ』と変わらないキャラクターもいます。その場合は、無理して『すごわざ』を狙う必要はありません。テキストをよく読んで、記述に違いがないか確認しておきましょう。
4.オーバーヒールに注意
ダメージを受けていないのに回復キャラクターを使用したり、同じターン中に複数の回復キャラクターを使用するなどして、必要以上に回復するのは無駄でしかありません。また、本当に必要な時に回ってこず、一気にピンチに陥ったりすることもありますので、注意しましょう。
ただ、状態異常攻撃が激しく、さっさと切って、回した方が良い場合、攻撃キャラクターの『すごわざ』を発動させるためにあえて切った方が良い場合など、状況によって、臨機応変に対応することも求められます。ここら辺は慣れるまでは少し難しいかもしれませんね。
5.攻防一体キャラクターを有効活用
攻撃と回復を同時に行うことができるキャラクターも多数存在します。特に☆6の攻防一体キャラクターは純粋な回復キャラクター顔負けの回復量を叩き出したりもします。持っている方は有効活用しましょう。
注意したいのは、『すごわざ』を発動させないと、回復の追加効果が発生しないキャラクターも多いという点です。思わぬ事故も想定して、回復はあくまでも副次的な効果であるぐらいの認識の方が良いかもしれません。
あと、wave2、wave3と連戦するクエストにも注意が必要です。基本的に先に敵を全滅させても、次のwaveに移行する前に回復の『わざ·すごわざ』は発動してくれるのですが、攻撃→回復の順に発動するタイプの『すごわざ』は発動せずに次のwaveに移ってしまいます。
6.応急手当
『ドロー時HP〇%回復』という『とくせい』は、回復キャラクターが持っていることが多いのですが、一部の攻撃キャラクターも持っています。デッキの最大HPの5%か10%の回復なので、大した回復量ではありませんが、上手く回せば、塵も積もれば山とまでは言いませんが、丘ぐらいにはなります。意外とこのお陰で耐えたなんてこともあったりします。
コトダマンは基本的に火力で押し切る方が効率的ではあるのですが、難しいクエストになるほど「攻守のバランス」がより重要になってきます。いかに効率的に回復して、攻撃の手数を増やせるかを意識してプレイするようにしてみてください。
次回は「ドロー」「ターゲットリング」などについてお送りします。