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第10回コトダマン初心者講座『状態異常は立ち回り方が重要』

文:なかむら ひろし

 現在、『サムライスピリッツ』とコラボ中のコトダマン。個人的には小学生の頃に『真サムライスピリッツ』に熱中したこともあり結構楽しんでいるのですが、皆さんはどうでしょうか?過去には『進撃の巨人』や『エヴァンゲリオン』といった超有名作品とのコラボもありましたが、この若干ニッチな感じはコトダマンらしいと言えます。

 今回は皆さんが大嫌いな「状態異常」に関して書いていきます。私が始めた頃は状態異常攻撃が出てくる大陸の中級が最初の行き詰まりポイントでした。そんな行き詰まりポイントをどうやって打開していったかというと、火力でのごり押しです。当時は状態異常耐性を持ったキャラクターが少なかったこともありますが、現在も火力は正義。しっかり対策するか、火力で押すかの二択になってきます。

 まずは現在実装されている状態異常攻撃を見ていきましょう。

【すべての状態異常攻撃に共通する点】

・ターン開始時に手元にあるキャラクターに対して行われる
・対象は1体から4体、クエストによって異なる
・同じ状態異常を受けていないキャラクターから優先的に対象となる
・異なる状態異常は累積する
・使用して盤面から消えると回復する
・ターン経過によって自然回復もする、ターン数はクエストによって異なる

【毒】

・ターン終了時に手札または盤面に毒を受けたキャラクターが存在するとダメージを受ける
・1体あたりのダメージ量はクエストによって異なる

 毒のダメージ量が大きい場合、回復キャラクターを多めに編成して、毎ターン回復するぐらいの心構えで挑むのが良いかもしれません。また、自然回復するにはかなりのターン数を要するので、毒を受けたキャラクターは優先的に使用していくようにしましょう。

【睡眠】

・ことばを作っても何も行動することができない
・わざ·すごわざを発動させる条件を満たしていれば、実際には発動していなくても『属性ボム』の発動回数にはカウントされる(バグ?)

 ここぞの時に回復キャラクターが眠らされてしまうことを考えて、回復キャラクターを多めに編成したり、眠っているキャラクターを上手く捌いていくのが毒の時と同様に重要です。また、ターン中にドローしてくるキャラクターは眠らされることがないので、要になるキャラクターをなるべく次のターンに持ち越さないように手札を回していくのも有効です。

【呪い】

・特定の文字に強制的に変えられる
・濁音·半濁音などへの変換は可能
・すでに呪われたキャラクターが重ねて呪いにかかり、異なる文字に変えられることがある

 現状は呪いによって変えられる文字が相当使いにくいというわけではないので、呪われることを前提にその文字を利用してことばを作ることができるデッキを構築するのがベストではないでしょうか。すごわざの発動条件に文字位置の指定がないキャラクターを多めに編成するのがポイントです。

【混乱】

・使用すると空いているマスにランダムで配置される
・残り2マスの時、必ずしも反対側のマスに配置されるわけではないので注意
・1マスしか空いていない場合、特に影響は受けない

 混乱は実装されて間もないこともあり、まだまだクエスト自体が少ないですが、基本的に混乱していないキャラクターを先に配置して、最後に混乱したキャラクターで安全に盤面を埋めるというのが正攻法でしょうか。

 どれも厄介な効果なので、基本的にはリーダーとくせいで対策していくことになると思いますが、一部の『言霊祭』限定キャラクターを除いて、完全に防ぐのは難しいというのが現実です。状態異常を防げなかった時にいかに上手く立ち回るかが最も重要でしょう。火力でごり押す場合もそうですね。

 そうは言っても、耐性を持つキャラクターを持っていない、魔級となると手持ちの火力ではごり押しするのも難しいということもあると思います。そんな時は有効なリーダーとくせいを持った降臨キャラクターを倒し、育成しましょう。次回は『満福』に書いていこうと思います。

なかむら ひろしのTwitter

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