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第11回コトダマン初心者講座『満福を作るメリット』

文:なかむら ひろし

 前回は『状態異常』について書きました。手持ちやクエストによっては火力でごり押すことも可能だが、基本的には対策した方が良い。ただ、100%の耐性を持つキャラクターは『言霊祭』でゲットするしかないので、ゲットできなかった場合、状態異常を防げなかった時にどう立ち回るかの方が重要なんていう話でした。

 魔級以上のクエストは、『言霊祭』で適正キャラクターがラインナップされています。例えば、『ドゥルガオー』は「水属性の呪い耐性100%」ということで、魔級『ライガーゴイル』の適正リーダーとなります。

 ただ、ガチャである以上、課金して出るまで回し続けるなんてことをしない限り、ゲットできるかどうかは運次第ということになります。まぁ、普通の人は出るまで回すなんてことは難しいと思います。

 じゃあ、適正キャラクターをゲットできなかった人は諦めるしかないのかというと、そんなことはありません。降臨クエストをクリアすることで手に入るキャラクターが適正リーダーになるのです。ただ、そのためには当該キャラクターを『満福』にするという条件が付きます。

【満福とは?】

 コトダマンでは、ガチャにしろ、報酬にしろ、キャラクターを手に入れると、そのキャラクターの『福』が1上昇します。進化素材として消費するポイントみたいなアレです。

 『満福』というのは、レアリティ☆6のキャラクターの『福』を「99」以上にした状態のことを指します。レアリティ☆5以下のキャラクターの場合は『福MAX』となり、『満福』ではないので、注意が必要です。

【満福にする方法】

 次に『満福』にする方法ですが、それはひとつしかありません。同じレアリティ☆6のキャラクターを99体手に入れることです。

 ガチャでしか手に入れることができないキャラクターはひたすら回して、99体同じキャラクターを手に入れる。降臨キャラクターだったら、ひたすらクエストをクリアして99体手に入れる。これだけです。

 まぁ、ガチャでしか手に入らないキャラクターを99体というのはあまり現実的ではありませんが、降臨キャラクターだったら、時間さえあれば、誰でも『満福』にすることは可能です。最初はなかなか大変だと思いますが、『満福』のメリットは大きいので、是非ともチャレンジして欲しいところです。

 最初の『満福』として、オススメなのが、季節ごとのイベントで手に入るキャラクターや定期的に開催される『冒険イベント』の『賢者』です。『冒険イベント』は魔級の司祭を除いて、クエスト自体それほど高い難易度ではありませんし、『虹のコトダマ』や『言葉龍のメダル』など報酬もたくさん手に入るので、是非とも進めていきたいイベントです。『賢者』はその過程で相当数手に入れることができます。

【満福のメリット1】

 一部のクエストを除いて、クエストをクリアすると、報酬画面で『福ボーナス』を貰えることがあります。これはリーダーの『福』の数が、そのままボーナスを貰えるかどうかの確率になっています。『福50』だと50%の確率で『福ボーナス』を手に入れることができるわけです。

 これがリーダーを『満福』のキャラクターにすると、100%の確率で『福ボーナス』を得ることができるようになります。さらに通常の『福ボーナス』は1つだけですが、『満福』だと確定で2つ貰うことができます。

 『福ボーナス』は上級以下の降臨クエストだと、その降臨キャラクターが貰えることが多いので、『福』を効率的に集められるようになるわけです。上級だとソロプレイでも最低2体、最高5体の降臨キャラクターが手に入ります。

 『しゅくだい』の報酬で手に入る『リーフくん』は性能こそ低いものの、最初から『満福』なので、『リバールキリー』を周回するのには使えると思います。

【満福のメリット2】

  

 ここが今回の本題。降臨キャラクターは『福』を上げれば上げるほど、性能が強化されていきます。『ステータスの基礎値』や『キラー効果』が上がったり、使用できる文字が増えるキャラクターもいます。中でも『リーダーとくせい』の『状態異常耐性』が上がるキャラクターは非常に多いです。

 正直、初期の降臨キャラクターに関しては、状態異常耐性が上がっても、ATKの上昇値が低すぎて、もうひとつ使いにくいキャラクターが多いのは否めません。ただ、比較的新しい降臨キャラクターはその辺りが改善されているので、問題ないでしょう。

 降臨キャラクターを満福にすると、そのキャラクターが必ず他の降臨キャラクターの適正リーダーになるので、満福を作るのが捗るようになります。例えば、ロゴスヨゴスはレツアクエルが適正、レツアクエルはライガーゴイルが適正、ライガーゴイルはデザイ網バシリが適正という具合です。是非チャレンジしてみてください。

 次回は『わざ』『すごわざ』の威力について書いていこうと思います。お楽しみに!

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