第16回コトダマン初心者講座『クリティカル、カウンターのことを知っておこう』
最近、不具合やら何やらで少々荒れているコトダマンですが、ゲーム性自体は楽しくて好きなので、私は引き続き楽しんでいくつもりです。でも、まあただの誹謗中傷はアレですが、改善を求めて意見を発信することは悪いことではありません。これまでもそうやって改善されたところもありますからね。
今回は「クリティカル」や「カウンター」について書いていきたいと思います。どちらもRPGではよく導入されているシステムですが、コトダマンではどのような仕様になっているのか、頭の片隅にでも入れておいてください。
【クリティカル】
今年の6月の大型アップデートで実装されたシステムです。『ドラゴンクエスト』でいうところの「会心の一撃」ですね。ゲームによって概念はことなりますが、一定の確率で通常よりも大きなダメージを与えることができるという点は共通しています。それはコトダマンにおいても同じです。回復や補助効果にクリティカルはありません。
【クリティカルによるダメージ増加率】
プロデューサーレターの中でも触れられていましたが、クリティカルによるダメージ増加率は約1.50倍です。2段階の攻撃力アップ効果に相当するので、かなり強力ですね。
クリティカル判定は連続攻撃の1回1回にまで行われるので、1回あたりの攻撃が重くない連続攻撃よりも1回あたりの攻撃が重い単体攻撃の時に発生してくれた方が効果はより大きくなります。まあこればっかりは運に左右されるので、狙えるものではないですけどね。
まだまだ数は多くありませんが、「クリティカル発生時に与えるダメージがアップする」という、とくせいを持ったキャラクターが存在します。クリティカル発生時に与えるダメージが効果(小)で約1.75倍、効果(中)で約2.00倍になります。今後、「クリティカル発生率をアップする」というリーダーとくせいが追加されていくと、モエルゥが再注目されるかもしれませんね。
【クリティカル発生率はどのくらい?】
プロデューサーレターで「1回のバトル中に1,2回くらい」「低確率」と書かれているだけでクリティカル発生率は公表されていません。そこでおおよその発生率を調べてみました。
2000回の攻撃のうち、クリティカルが発生したのが49回、確率に直すと2.45%でした。100回ずつのカウントでも2,3回がほとんどだったので、確率が分散していたとしても、2.50%前後に収まるのではないかと思います。
こちらもまだまだ数は多くありませんが、「クリティカル発生率をアップする」という、とくせいを持ったキャラクターも存在します。こちらも調べてみたのですが、対象になるキャラクターが少なく、カウントするのが大変だったこともあり、試行回数はぐんと減りますので、それほど信頼できるデータとは言えないということを先に断っておきます。
クリティカル発生率アップ(小)のキャラクターで300回攻撃を行ったところ、クリティカルが発生したのが19回でした。確率に直すと6.33%でした。こちらは少し広くとって、5.00%~8.00%ぐらいに収まるのかなと思います。体感としては通常の単体攻撃キャラクターと比較すると多少発生しやすいかなというレベルで、クリティカル発生を当てにできるほどではありません。
【クリティカルのデメリット?】
クリティカル実装が発表された際、一部否定的な意見がありました。フェイントリルのような同時に倒さないといけない敵をクリティカルが出てしまったがために片側だけ倒してしまうような事故が増えるのではないかというものでした。確かにそういう場面もなくはないのですが、状況が限定的なことやクリティカル発生率がそれほど高くないので、現在はそのような意見はまったくと言っていいほど見かけなくなりました。
【カウンター】
『ペルソナ5』コラボのフォックスが初でしたかね。敵から攻撃を受けたキャラクターが一定の確率で反撃を行うという、こちらもRPGでは定番になりつつあるのかなというシステムです。
クリティカルと異なり、「カウンター」という、とくせいを持っていないと発動しません。現在、「カウンター」を持っているキャラクターは恐らく先述したフォックス、『転スラ』コラボのソウエイ、セガコラボコラボのフィーナ&リヴェラ、キャラクター以外だとユユシキシャ、今回追加されたランドスラッガーの5体だけだと思います。
コラボキャラクターは20%の確率で「すごわざで反撃」なのに対して、ユユシキシャは40%の確率で「わざで反撃」を行います。ファイアショットなので、火力が低く、爆発力はありませんが、安定して発動してくれます。ランドスラッガーも「わざで反撃」ですが、こちらは30%と少し低めに設定されています。
【敵の行動パターンを把握しよう】
カウンターは敵から攻撃を受けると確率で発動します。トゲブロックやビリビリブロックなどのギミックによるダメージはカウントされません。カウンターを狙うのであれば、敵が全体攻撃を行うターンに出すのがベストです。単体攻撃であれば、まず25%の壁を越えないといけませんし、攻撃を行わないターンだとカウンターを行うチャンスすらありません。敵の行動パターンを把握することが非常に重要です。
今回は以上です。次回は「しょうかん」について書きたいと思います。それではお楽しみに!