カス野郎白書その1「正論・奇麗事バカ」
世の中には、関わりたくもない人間というものが多数存在します。犯罪者なんかは言わずもがなですが、どこにでもいるような「普通の人間」の中にもストレスの発信源になり得る「カス野郎」どもがいるものです。このシリーズでは、そんな一般人に紛れた関わらない方がいい「カス野郎」を紹介したいと思います。言うまでもなく、筆者の偏見で満ち溢れているので、そこら辺はご了承をお願いします。ちなみにタイトルは、90年代にドラマ化もされた漫画作品をもじったわけですが、この作品に何の恨みもありません。
最初に紹介したいのが、「正論」や「奇麗事」を並べて相手を攻撃してくる連中です。何が厄介かと言うと、「正論」や「奇麗事」だけに反論できないことにあります。反論すればするだけ、こちらが悪い奴みたいな感じになってしまいます。こういう連中とは議論するだけ無駄どころか害にしかなりません。
また、「正論」や「奇麗事」を言っている人は、基本的に上から目線だったりします。単に「正論」や「奇麗事」を言うだけなら、別に問題ありません。むしろ完全に「正論」や「奇麗事」が無くなってしまったら、世の中ドロドロで嫌になりそうです。しかし、上から目線が加わると本当に虫唾が走る。この手のタイプは、相手を言い負かすことで悦に入るような人間なので、相手にしたくありませんな。
そして、「正論」や「奇麗事」は、その場では何の解決にもならないことがほとんどです。例えば、夏休みの宿題に追われている子供に対して、「今までこつこつやってこなかったからいけないんだ」なんて言っても、その場では何の解決にもなりません。偉そうにものを言うなら、具体的な解決策のひとつでも出してみろって話です。こういうことは言われて然るべきなのですが、一生懸命宿題を片付けようとしている横で言われ続けると、ただただウザいとしか言いようがありません。
反論できないことをいいことに、意図的に「正論」や「奇麗事」を掲げて攻撃してくる連中というのは、間違いなく性悪です。意図的ではなかったとしても面倒くさいのは確かなので、こういう連中とは付き合わないことを強くおすすめしておきます。