障害者だからって何も特別扱いする必要はない
先日、乙武洋匡氏が5人の女性と不倫関係にあったことが発覚し、「『五体不満足』じゃなくて『五人不満足』やないかい!」などとネタにされとるわけですが、これを聞いて、ある知人の話を思い出した。
彼女は飲食業で働いているのだが、ある日聴覚障害者の方が来店したことで、いつもよりも丁寧に接客し、気に入られたのか何なのか身体をベタベタ触られ、不快に感じて大きな声を出そうとしたそうだが、相手が障害者であることからその場は我慢したという。
障害者って聞くと、一般的には可哀想だとか、優しく接しなければならないというイメージだろう。確かにその通りだという部分もあるのだが、彼らも人間、性欲というものもある。障害者=清浄無垢な存在と考えるのは間違いだ。重度の知的障害や認知症が入ってくると「障害者と性」の問題が絡み、少し話が複雑になるので、ここでは置いておくが、彼らがそんなことをするはずがないなどという考えは捨てるべき。
介護現場でもこういったことは日常茶飯事とまでは言わないがよくある話だそうだ。障害者に対して猥褻を働いたなんてニュースはよく聞くが、逆はあまり話題にならない。それは介護士側が泣き寝入りしているのだろう。ここまで障害者の言いなりになる必要なんてありゃしませんで。
乙武氏で言えば、数年前に「入店拒否事件」ってのもありましたな。店の作りとかを考えたらそんなもん急に言われても無理じゃ!って要求でも受け入れなければ、弱者の敵だと言わんばかりに叩く。前述のような犯罪行為以外でも弱者であることを盾にやりたい放題とか本当に勘弁。しかし、障害者側を叩くと差別主義者なんて言われかねないのが恐ろしい。障害者の中にこんな下衆が紛れ込んでいると考えると、障害者には近づかない方が良いと言われても仕方ありませんよ。
障害者のことを理解するのと、何でもかんでも受け入れるというのはまったく違う。出来ることはやればいいし、出来ないことを安請け合いしてはいけない。何も障害者を迫害しろなんて言ってるわけではない。障害者のためにこちらが病んでしまっては元も子もない。無茶な要求にははっきりとNOを突きつけるぐらいがちょうど良い。障害者が差別のない社会を求めると言うのなら、こちらも特別扱いなどせず、普通に接するのが礼儀ってもんだろ。